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クリッパーの使いかたのコツと寿命

2020/11/20

クリッパーとは、ハサミのようなペンチのような形をした番線を切るための工具です。

番線というのは、単管足場の補強などでよく使われている太いワイヤーですが
これを切るには、普通のペンチでは歯が立たないので、専用のクリッパーを用いて切断していきます。

 

 

クリッパーは「番線カッター」「ワイヤーカッター」などとも呼ばれ
解体工事などの建設現場や土木工事、配管工事などでは頻繁に用いられ
片手で扱える比較的小さなものから、両腕を使う必要のある大型のものまで、さまざまな種類が用途に応じて揃えられてあります。

それぞれ適切な種類のクリッパーを選ぶことは重要で
切断する材料の硬度やサイズに合ったものを使用しますが切断のコツは、どのサイズでも似たようなポイントです。

 

刃の部分で切断したい材料を挟み、柄に力を入れて絞るだけ。
この時先端で挟むよりも、なるべく奥側で挟んだ方が切れ味はよくなります。
切れにくい時に揺さぶるなどすると刃が欠けたり切断した破片が飛び散る恐れがあるため無理に力を入れないことがコツです。
切れにくい時は、数度に分けて徐々に挟むのが、正しい使い方になります。

 

クリッパーは、このように頑強な金属の番線を切断していきますのであまり長い寿命は期待できません。
刃はどうしても傷みやすく寿命が短く2〜3年保ったら、長持ちしたほうだと言われています。

できるだけ長持ちさせたいときの使いかたのポイントとしては釘抜きなどの他の用途に使わないことです。
寿命をかえって短くしてしまいます。


 

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